乳がんの治療の最新情報について詳しい私は歯並びが昔から悪く、歯周病外科治療もできる大阪の歯医者さんは小学生で一度矯正器具をつけることになり、東京医科歯科大病院でつけてもらった器具が、口の中だけでなく、口の器具からワイヤーを口の外まで伸ばして後ろから引っ張るタイプでした。小学生当時、矯正器具を入れるのも嫌なのに口からワイヤーが出て、後ろで引っ張るなんて有り得ず、断念。
そこから30代まで歯並びの悪さを隠しながら生活をしていました。32才のときアメリカニューヨークに海外赴任することになり、ニューヨークでアメリカ人のクライアントと話しをするようになりましたが、アメリカ人は男性も大人は皆、歯並びがいいのです。
聞けば特にアメリカでは歯並びのよさは大人として大事なことと考えられており、アメリカ人と話しをしなければならない仕事柄、大変恥ずかしい思いをしました。日本に帰ってすぐに矯正歯科にいき、矯正にかかる費用として提示された金額が100万円。5年間の矯正器具とそれからほぼ一生矯正用のマウスピースを寝るときにつけると言われ、その金額と大変さに一瞬たじろぎましたが、アメリカでの忘れがたい恥ずかしさが後押しをし、その場で即決。
矯正を始めて5年たちましたが、いまでは人前ではきはきと話すことができ、印象も変わって営業成績はうなぎのぼり。億単位の受注を何件も獲得し、マネージャークラスにも早々に昇格。歯の矯正でこれだけ人生変わるものかと、いまはこの幸せをかみしめています。最近では、歯のクリーニングや美容を意識し、誰に見られても恥ずかしくない自慢の歯になりました。