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大人になってからの歯列矯正の大変さ

歯の矯正は、歯周病歯科医院一覧を大阪で見るなら子供の時の方があまり痛みを伴わずに歯を動かしやすいと聞いていましたが、大崎の高級な痩身エステに通うような社会人になって矯正をしてみてその意味がよく分かりました。
歯を動かす為に少しづつワイヤーを締めていって歯並びを治していったのですが、毎月ワイヤーを締める度にメリメリと歯が動く音がして、顎が痺れました。

夜はヘッドギアを装着し、さらに歯を動かしながら寝なければいけませんので、寝ている最中も痛みとの戦いです。
また矯正する前に虫歯を全て治療し、顎に収まりきらない歯を上下3本づつ抜かなければなりませんでしたので、矯正とは別で歯医者に数ヶ月通う事になりました。

特に全部で6本の歯を数回に分けて抜くのがとても大変で、矯正前から前途多難な雰囲気に気持ちが何度か折れかけたのを覚えています。

そんな経験を経て歯に装着していたワイヤーが取れ、マウスピースも取れて無事に矯正が終わった頃には、歯並びもすっかりきれいになり、歯に関する様々な痛みに随分慣れたような感じがしました。

歯の矯正

私の夫が歯の矯正をしました。
目的は、子供の頃から顎関節症で、大阪で歯周病治療をするにはその影響なのか腰痛もひどく、歯の矯正を歯並びがきれいになったからといって、顎関節症がピタッと治るわけではないことはわかっていましたが、少しでも改善の1歩になればとスタートしました。

 

夫の噛み合わせは顎関節症が原因しているのか、昔行ったヤブ歯医者が顎関節症で「奥歯があたってしまうから噛み締めてしまうのが良くない」ということで、奥歯を安易に削ってしまったことが原因なのか、左奥歯同士が全く合わさらず、右奥でしか噛まなくなってしまいました。

 

やはり歯の噛み合わせというのは大事で長年右奥でしか噛めていなかった顎が歪んでしまっていました。
体にも影響は出ているんだと思います。

 

歯の矯正は金額も安くはないので倹約家の夫は一念発起してスタートしました。
60万くらいをまず払い、治療に行くたびに5000円程度かかりましたので、トータル80万くらいかかりました。
治療スタートして半年くらいは銀の針金のような器具を上下につけました。

 

とても歯磨きが大変そうだったのと、歯を動かしているので痛みがあることもありました。
食べると歯を磨かなくてはならないので、完食が減ったことと、歯が動いていて硬いものが食べられないことで、体重が減ってしまいました。矯正が終わる頃には6kgくらい落ちてしまっていました。

 

スタートから約半年後、針金の器具を付けているだけの矯正のあと、かなり小さな輪ゴムのようなものを部分的に自分で毎回装着するようになりました。
この作業が慣れるまではとても時間がかかりますし、手ではやりづらくピンセットを何種類か買って試してみたり夫婦で試行錯誤をして乗り切りました。

 

次はマウスピースのような「リテーナー」というものと一部裏で固定するようになりました。
リテーナーになってもこまめな歯磨きは必要ですし、リテーナーを洗浄する必要があるので、入れ歯洗浄液を使って1日1回つけ置き洗いしていました。最初はおじいちゃんの入れ歯を思い出してしまい、こちらがビックリしました…
リテーナーを装着して、約一年。

 

そろそろ取れるかなぁ期待してと歯医者に行くと、歯は動きやすいのでまだリテーナーはつけていた方が良いということでした。
結局、矯正器具は取れても歯が矯正した状態を維持するためにリテーナーは一日中ではないにしてもリテーナー生活はずっと続くのかもしれません。

 

夫も矯正スタートしてから2年9ヶ月。
まだリテーナー生活ですが、そろそろ夜寝る時だけになるかなと次の診察を期待しています。
噛み合わせですが、左でも噛めるようになりました。

 

目的の腰痛を良くするスタートラインに立ちましたので、夫は筋トレや腰痛対策に励んでいます。
歯の矯正は根気が必要だと隣で見ていて思いました。

歯の矯正体験談、100万円の価値

乳がんの治療の最新情報について詳しい私は歯並びが昔から悪く、歯周病外科治療もできる大阪の歯医者さんは小学生で一度矯正器具をつけることになり、東京医科歯科大病院でつけてもらった器具が、口の中だけでなく、口の器具からワイヤーを口の外まで伸ばして後ろから引っ張るタイプでした。小学生当時、矯正器具を入れるのも嫌なのに口からワイヤーが出て、後ろで引っ張るなんて有り得ず、断念。

そこから30代まで歯並びの悪さを隠しながら生活をしていました。32才のときアメリカニューヨークに海外赴任することになり、ニューヨークでアメリカ人のクライアントと話しをするようになりましたが、アメリカ人は男性も大人は皆、歯並びがいいのです。

聞けば特にアメリカでは歯並びのよさは大人として大事なことと考えられており、アメリカ人と話しをしなければならない仕事柄、大変恥ずかしい思いをしました。日本に帰ってすぐに矯正歯科にいき、矯正にかかる費用として提示された金額が100万円。5年間の矯正器具とそれからほぼ一生矯正用のマウスピースを寝るときにつけると言われ、その金額と大変さに一瞬たじろぎましたが、アメリカでの忘れがたい恥ずかしさが後押しをし、その場で即決。

矯正を始めて5年たちましたが、いまでは人前ではきはきと話すことができ、印象も変わって営業成績はうなぎのぼり。億単位の受注を何件も獲得し、マネージャークラスにも早々に昇格。歯の矯正でこれだけ人生変わるものかと、いまはこの幸せをかみしめています。最近では、歯のクリーニングや美容を意識し、誰に見られても恥ずかしくない自慢の歯になりました。